トリブラに愛を注ぎつつ、私的おすすめ本の紹介や、読んだ本にまつわるssなど、思いつくままに・・・
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店主ちゃん、サイト2周年おめでとぉっ!
・・・なんか、テンションちょっと変ですね。慧仲です。
2月29日ですよ、今日は。4年に一度の。
そうか・・・不二くんっお誕生日おめでとうっ!
なんか、2月29日に生まれる人って、天才っぽいですよね。私の記憶している中では、確かテニプリの不二くんとさくらの桃矢兄ちゃんがそうだったと思うのですが・・・
あ、あとハニー先輩とカブトもそうらしい(ただ今、ウィキペディアをカンニング中・・・)
うわっ赤川次郎さんもっ!確かに天才っぽいかも・・・異様に筆が早いですもんね、あの方。
って、話がだいぶ脱線しましたが。
2周年、と言うことで、ささやかながらいつもと違うものを現在用意中です。そちらは、そのうち皆様のお目にかけられれば・・・と思っておりますので、どうぞよしなに。
とりあいず、私もここで記念のSSなぞ。
って、いきなり新世界開拓な上に、激しくネタバレなんですけどね(オイ)
伊坂さんの『魔王』およびその漫画版を読んでいる方は、ご注意ください。
・・・なんか、テンションちょっと変ですね。慧仲です。
2月29日ですよ、今日は。4年に一度の。
そうか・・・不二くんっお誕生日おめでとうっ!
なんか、2月29日に生まれる人って、天才っぽいですよね。私の記憶している中では、確かテニプリの不二くんとさくらの桃矢兄ちゃんがそうだったと思うのですが・・・
あ、あとハニー先輩とカブトもそうらしい(ただ今、ウィキペディアをカンニング中・・・)
うわっ赤川次郎さんもっ!確かに天才っぽいかも・・・異様に筆が早いですもんね、あの方。
って、話がだいぶ脱線しましたが。
2周年、と言うことで、ささやかながらいつもと違うものを現在用意中です。そちらは、そのうち皆様のお目にかけられれば・・・と思っておりますので、どうぞよしなに。
とりあいず、私もここで記念のSSなぞ。
って、いきなり新世界開拓な上に、激しくネタバレなんですけどね(オイ)
伊坂さんの『魔王』およびその漫画版を読んでいる方は、ご注意ください。
『はいけい、ばんちゃんへ
ごめんなさい。ぼくはやくそくをまもれませんでした。
ぼくはわるい子です。ぼくはわるい子です。』
ごめんなさい。ぼくはやくそくをまもれませんでした。
ぼくはわるい子です。ぼくはわるい子です。』
「ぼっ、ぼくはわるい子でしたぁぁぁーっっ!!!」
消えゆく蛮を前にして、銀次は必死に懺悔した。
しかし、既に時遅し。
銀次が、パニックを起こして、なぜか急に蛮に対し謝罪の手紙をしたためる間に、蛮は着実にその実体を失っている。
「だっだからっ、お願い蛮ちゃんっ、消えないでぇ。消えないでよおおうっ!」
だが、銀次の言葉など全く無視するようにして、蛮の消失は止まることを知らない。
「うわぁぁっ、蛮ちゃーん、蛮ちゃーん、蛮ちゃーんっっっ!!!」
すっかり正気を失った銀次(タレ)は、そこら中を走り回った。まさに一心不乱に。
そうして、周りが崩れ始めるのもかまわずに・・・・・。
ぼろぼろ。
がらがらっ。
「蛮ちゃーんっっっ!!!」
叫び声が、地に果て深くまで響き渡った。
っと、その時。
―ごおんっ!
崩れた天井の一部が頭に激突し、銀次は意識を失っていった・・・・。
・・・すみません。気づけば、一ヶ月ぐらい連載とめてたんですね;
出血サービスで、今日は企画と二本同時アップです。
しかし、とんでもないトコでとめてたなぁ、私。。。
もうあとほんの少しで終わりなのに;
つづきです。お読みになる方は、1からどうぞ☆
「・・・おい」
運ばれてきたカップルパフェを目の前にして、快斗が激しくコナンを睨んでいた。
「なんだよ?」
「早く食えよ。」
「はあ?」
「お前がどうしても食べたくて頼んだことになってんだろ。お前より先に俺が食ってどうすんだよ?」
「はあ!?」
コナンは、逆上してテーブルを叩いた。
「冗談じゃねえぞっ。俺が甘いモン苦手なのは知ってるはずだろ?」
「だーかーらっ!おまえにとっちゃそうでも、この状況的にはそうじゃないだろ。とにかく、お前がここでこいつを口に運ばなきゃ、俺たちは、この店を出られねえだろ?」
「大袈裟に言うなよな。だいたい、この状況を作ったのは誰だよ?人をこんなところまで呼び寄せやがって。」
「な、なこと言ったって、仕方ねえじゃんか・・・」
快斗は、自分の気持ちを汲み取ってくれといわんばかりに、コナンを見つめた。しかし、怒りに満ちたコナンに、その余裕はなかったようだ。
「じゃあ、お前は俺とカップルパフェと、どっちが大事なんだよ?」
「うっ・・・。」
痛いところを突かれ、快斗は言葉を失った。鋭いコナンの視線にドキリとする。
彼の口許が、もごもごと何かを呟いた
「も、もちろんお・・・・」
「えっ」
そんな言葉が、放たれようとした。かと思いきや・・・・
「・・・や、やっぱ、カップルパフェ・・・かな?」
その瞬間、コナンの中でブチリと嫌な音を立てて何かが破れた。
「-帰る。」
彼は、その瞬間、椅子から飛び降りた。
「お、おい待てよこのっ!話はまだ終わってねえだろ!」
しかし、もはや彼の声はコナンには届いていない。
唖然とするカウンターの店員を前に、彼は、無言で店を出て行った。
ふてくされた表情で歩きながら、コナンは、呟いた。
散々期待させやがって、この甘党が。
口の中で、食べていないはずのあのパフェの甘酸っぱい味が、いっぱいに広がっていた。
~あとがき?
もとネタにお気づきの方、イメージ崩しちゃったらゴメンナサイ
そして、おそらくもとネタであろう方。(もともとは快新でしたが。)
ネタパクってごめんなさい。。。
コナン×快斗と言いつつ、半ば快斗×コナンになってしまった気が;
快斗くん、小学生にあまり余計な妄想抱かせるモンじゃないですヨ
まあ、天然というか、鈍感なところは、平ちゃんナミですか。
さて、いかがだったでしょうか?
以上。
50000hit記念、
初挑戦のノーマルじゃないカップリングでございました★
「・・・おい」
運ばれてきたカップルパフェを目の前にして、快斗が激しくコナンを睨んでいた。
「なんだよ?」
「早く食えよ。」
「はあ?」
「お前がどうしても食べたくて頼んだことになってんだろ。お前より先に俺が食ってどうすんだよ?」
「はあ!?」
コナンは、逆上してテーブルを叩いた。
「冗談じゃねえぞっ。俺が甘いモン苦手なのは知ってるはずだろ?」
「だーかーらっ!おまえにとっちゃそうでも、この状況的にはそうじゃないだろ。とにかく、お前がここでこいつを口に運ばなきゃ、俺たちは、この店を出られねえだろ?」
「大袈裟に言うなよな。だいたい、この状況を作ったのは誰だよ?人をこんなところまで呼び寄せやがって。」
「な、なこと言ったって、仕方ねえじゃんか・・・」
快斗は、自分の気持ちを汲み取ってくれといわんばかりに、コナンを見つめた。しかし、怒りに満ちたコナンに、その余裕はなかったようだ。
「じゃあ、お前は俺とカップルパフェと、どっちが大事なんだよ?」
「うっ・・・。」
痛いところを突かれ、快斗は言葉を失った。鋭いコナンの視線にドキリとする。
彼の口許が、もごもごと何かを呟いた
「も、もちろんお・・・・」
「えっ」
そんな言葉が、放たれようとした。かと思いきや・・・・
「・・・や、やっぱ、カップルパフェ・・・かな?」
その瞬間、コナンの中でブチリと嫌な音を立てて何かが破れた。
「-帰る。」
彼は、その瞬間、椅子から飛び降りた。
「お、おい待てよこのっ!話はまだ終わってねえだろ!」
しかし、もはや彼の声はコナンには届いていない。
唖然とするカウンターの店員を前に、彼は、無言で店を出て行った。
ふてくされた表情で歩きながら、コナンは、呟いた。
散々期待させやがって、この甘党が。
口の中で、食べていないはずのあのパフェの甘酸っぱい味が、いっぱいに広がっていた。
~あとがき?
もとネタにお気づきの方、イメージ崩しちゃったらゴメンナサイ
そして、おそらくもとネタであろう方。(もともとは快新でしたが。)
ネタパクってごめんなさい。。。
コナン×快斗と言いつつ、半ば快斗×コナンになってしまった気が;
快斗くん、小学生にあまり余計な妄想抱かせるモンじゃないですヨ
まあ、天然というか、鈍感なところは、平ちゃんナミですか。
さて、いかがだったでしょうか?
以上。
50000hit記念、
初挑戦のノーマルじゃないカップリングでございました★
「・・・おい、どういうつもりだよ?」
コナンは、去っていく店員の後姿を見つめる快斗に、この世を滅ぼしてもなおお釣りが来るような呪わしい声で問い掛けた。
「まさかお前、この店のカップルパフェが食べたくて、わざわざこの俺を誘ったんじゃねえだろうな?」
―『ギクッ!』
明らかに、振り返った快斗の顔が、そう言っていた。
「まっ、毎度ながら名推理なことで・・・」
「バーロォ。名推理も何もあるか。いいか、俺がお前の代わりにこの状況を説明してやるとだ、お前は、この店のカップルパフェが食べたくて俺を呼んだ。俺をダシに、けなげな兄と弟の構図を作るためにな。だいたい、そんなに食べたいなら、誰でもいいから誘えばいいだろ。幼馴染とか、クラスメートとかさ。」
「・・・いるわけねえだろ、お前以外に、こんなモン食べる相手なんてさ・・・。」
「え―っ?」
コナンの胸が、びくんっ、とはねた。
「こんなもん・・・・こっぱずかしくて、誰かと一緒に食えるかよ!」
だああっ!コナンはテーブルに倒れこんだ。
思わず期待してしまった自分が悔しい。
「お前となら、別に恥ずかしくもなんともねえからな。
なんたって、相手はたかだか小学生!ガキ相手なら、気兼ねすることもナンもねえしな。」
「そ、そーかよ・・・」
ニッカと笑った快斗の顔に、コナンは、はは・・・と力なく笑って返した。
しかし、ロマンチックムードに浸っていらるのも、そこまでだった。
3へつづく
コナンは、去っていく店員の後姿を見つめる快斗に、この世を滅ぼしてもなおお釣りが来るような呪わしい声で問い掛けた。
「まさかお前、この店のカップルパフェが食べたくて、わざわざこの俺を誘ったんじゃねえだろうな?」
―『ギクッ!』
明らかに、振り返った快斗の顔が、そう言っていた。
「まっ、毎度ながら名推理なことで・・・」
「バーロォ。名推理も何もあるか。いいか、俺がお前の代わりにこの状況を説明してやるとだ、お前は、この店のカップルパフェが食べたくて俺を呼んだ。俺をダシに、けなげな兄と弟の構図を作るためにな。だいたい、そんなに食べたいなら、誰でもいいから誘えばいいだろ。幼馴染とか、クラスメートとかさ。」
「・・・いるわけねえだろ、お前以外に、こんなモン食べる相手なんてさ・・・。」
「え―っ?」
コナンの胸が、びくんっ、とはねた。
「こんなもん・・・・こっぱずかしくて、誰かと一緒に食えるかよ!」
だああっ!コナンはテーブルに倒れこんだ。
思わず期待してしまった自分が悔しい。
「お前となら、別に恥ずかしくもなんともねえからな。
なんたって、相手はたかだか小学生!ガキ相手なら、気兼ねすることもナンもねえしな。」
「そ、そーかよ・・・」
ニッカと笑った快斗の顔に、コナンは、はは・・・と力なく笑って返した。
しかし、ロマンチックムードに浸っていらるのも、そこまでだった。
3へつづく