トリブラに愛を注ぎつつ、私的おすすめ本の紹介や、読んだ本にまつわるssなど、思いつくままに・・・
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『はいけい、ばんちゃんへ
ごめんなさい。ぼくはやくそくをまもれませんでした。
ぼくはわるい子です。ぼくはわるい子です。』
ごめんなさい。ぼくはやくそくをまもれませんでした。
ぼくはわるい子です。ぼくはわるい子です。』
「ぼっ、ぼくはわるい子でしたぁぁぁーっっ!!!」
消えゆく蛮を前にして、銀次は必死に懺悔した。
しかし、既に時遅し。
銀次が、パニックを起こして、なぜか急に蛮に対し謝罪の手紙をしたためる間に、蛮は着実にその実体を失っている。
「だっだからっ、お願い蛮ちゃんっ、消えないでぇ。消えないでよおおうっ!」
だが、銀次の言葉など全く無視するようにして、蛮の消失は止まることを知らない。
「うわぁぁっ、蛮ちゃーん、蛮ちゃーん、蛮ちゃーんっっっ!!!」
すっかり正気を失った銀次(タレ)は、そこら中を走り回った。まさに一心不乱に。
そうして、周りが崩れ始めるのもかまわずに・・・・・。
ぼろぼろ。
がらがらっ。
「蛮ちゃーんっっっ!!!」
叫び声が、地に果て深くまで響き渡った。
っと、その時。
―ごおんっ!
崩れた天井の一部が頭に激突し、銀次は意識を失っていった・・・・。
・・・すみません。気づけば、一ヶ月ぐらい連載とめてたんですね;
出血サービスで、今日は企画と二本同時アップです。
しかし、とんでもないトコでとめてたなぁ、私。。。
もうあとほんの少しで終わりなのに;
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