トリブラに愛を注ぎつつ、私的おすすめ本の紹介や、読んだ本にまつわるssなど、思いつくままに・・・
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野望円舞曲 田中芳樹&荻野目悠樹 デュアル文庫
・・・私的には、何故に今更・・・ってツッコミが入るわけなんですが。
ええ。何せ、初めて読んだのは第6巻が出た3年?前。この春、なにをきっかけにしてか、「そういえば、あの話、最近7巻が出たんだっけか?」
※注)7巻が出たのは、去年のことです。
と思い、読んでみると・・・
ジェラルドむっちゃかっこいいやん・・・
※注)ジェラルドとは、父親に復讐を誓った主人公エレオノーラの三番目の兄で、家族の中で唯一彼女を気にかけてくれる人物。軍師の才能に長け、無敗の司令官として名を轟かせている(7巻の時点)ものの、本人には才能に見合うだけの大きな野心というものがなく(by忠実なる部下アルフォンソ)、ひたすら女性と過ごすことに従事する日々・・・
何で今まで気づかなかったんだろう。
今までは、どっちかというと、ジェラルドに振り回されてばかりの生真面目な部下、アルフォンソとか、ジェラルドに秘かなる敵意を抱き、彼を殺そうと画策する若き保険会社のエリート、フランチェスコが好きでした。
どうやら、わりと真面目キャラが気に入ってたらしい。
でも、7巻でジェラルドのあるセリフを読んで、ジェラルドの見方が大いに変わりました。
それがコチラ↓↓
〔エレオノーラの侍女にして彼女の数少ない理解者、ベアトリーチェは、背を向けて部屋を出て行こうとしたジェラルドに向けるべく、銃を取り出した。もはや、彼を殺すことでしか、主人の破滅は防げぬものと確信しきっていた。彼は、無防備に背中を見せている。ここで彼を殺すのは簡単だ。だが、幼いころから主人や自分を気にかけてくれていた彼をこの手にかけねばならぬことに、彼女は少なからぬ違和感を感じている。すると、ジェラルドが背を向けたまま声をかけてきた。〕
「エレオノーラに忠義をつくすかい?」
「ジェラルド様・・・」
「妹にとって最悪の結末、それがきみにとってどれだけつらいかわかっているよ。私は君の妹も恨まない。どうせ生命はいつかは終わるものだからね。ただ痛いのは嫌だから、ひとおもいにたのむよ」
・・・そうか、アナタは単なる貴族のご令息じゃなかったのね(←今更。。。
っというか、妹の侍女がジェラルドに銃を向けるという深刻な状況になぜ陥ってしまったかも問題なわけなんですが。
まあ、それは頑張って7巻まで読んでいただければ分かりますのでvv
そう思って読み直してみると、アラ不思議。
ジェラルド様、全てがかっこよく思えてくるのは何故でしょうか。
女ったらしなのも、フランチェスコのばあちゃんのセリフ
※注)「男は若いうちは羽目を外すことも大切。そういう男ほど、家庭に入れば、案外妻子を大切にするものだ。年がいってから遊びを覚えて、妻を泣かせたりするものもいる。」というもの。
で相殺。
とはいえ、ジェラルドの魅力はやはりアルフォンソをはじめ、周囲の人間あってのものだと思います。
特に、アルフォンソの追求をのらりくらりとかわしていく様は読んでてホントに面白いですヨ。
・・・っと、ひたすら読んだ感想ばかりで、ここにいたるまで全く本書の紹介をしていないわけなんですが・・・(オイ
長くなりそうなので、今日はいったんここまでにしておきますvv
・・・私的には、何故に今更・・・ってツッコミが入るわけなんですが。
ええ。何せ、初めて読んだのは第6巻が出た3年?前。この春、なにをきっかけにしてか、「そういえば、あの話、最近7巻が出たんだっけか?」
※注)7巻が出たのは、去年のことです。
と思い、読んでみると・・・
ジェラルドむっちゃかっこいいやん・・・
※注)ジェラルドとは、父親に復讐を誓った主人公エレオノーラの三番目の兄で、家族の中で唯一彼女を気にかけてくれる人物。軍師の才能に長け、無敗の司令官として名を轟かせている(7巻の時点)ものの、本人には才能に見合うだけの大きな野心というものがなく(by忠実なる部下アルフォンソ)、ひたすら女性と過ごすことに従事する日々・・・
何で今まで気づかなかったんだろう。
今までは、どっちかというと、ジェラルドに振り回されてばかりの生真面目な部下、アルフォンソとか、ジェラルドに秘かなる敵意を抱き、彼を殺そうと画策する若き保険会社のエリート、フランチェスコが好きでした。
どうやら、わりと真面目キャラが気に入ってたらしい。
でも、7巻でジェラルドのあるセリフを読んで、ジェラルドの見方が大いに変わりました。
それがコチラ↓↓
〔エレオノーラの侍女にして彼女の数少ない理解者、ベアトリーチェは、背を向けて部屋を出て行こうとしたジェラルドに向けるべく、銃を取り出した。もはや、彼を殺すことでしか、主人の破滅は防げぬものと確信しきっていた。彼は、無防備に背中を見せている。ここで彼を殺すのは簡単だ。だが、幼いころから主人や自分を気にかけてくれていた彼をこの手にかけねばならぬことに、彼女は少なからぬ違和感を感じている。すると、ジェラルドが背を向けたまま声をかけてきた。〕
「エレオノーラに忠義をつくすかい?」
「ジェラルド様・・・」
「妹にとって最悪の結末、それがきみにとってどれだけつらいかわかっているよ。私は君の妹も恨まない。どうせ生命はいつかは終わるものだからね。ただ痛いのは嫌だから、ひとおもいにたのむよ」
・・・そうか、アナタは単なる貴族のご令息じゃなかったのね(←今更。。。
っというか、妹の侍女がジェラルドに銃を向けるという深刻な状況になぜ陥ってしまったかも問題なわけなんですが。
まあ、それは頑張って7巻まで読んでいただければ分かりますのでvv
そう思って読み直してみると、アラ不思議。
ジェラルド様、全てがかっこよく思えてくるのは何故でしょうか。
女ったらしなのも、フランチェスコのばあちゃんのセリフ
※注)「男は若いうちは羽目を外すことも大切。そういう男ほど、家庭に入れば、案外妻子を大切にするものだ。年がいってから遊びを覚えて、妻を泣かせたりするものもいる。」というもの。
で相殺。
とはいえ、ジェラルドの魅力はやはりアルフォンソをはじめ、周囲の人間あってのものだと思います。
特に、アルフォンソの追求をのらりくらりとかわしていく様は読んでてホントに面白いですヨ。
・・・っと、ひたすら読んだ感想ばかりで、ここにいたるまで全く本書の紹介をしていないわけなんですが・・・(オイ
長くなりそうなので、今日はいったんここまでにしておきますvv
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