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トリブラに愛を注ぎつつ、私的おすすめ本の紹介や、読んだ本にまつわるssなど、思いつくままに・・・
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つづきです。お読みになる方は、1からどうぞ☆



「・・・おい」

運ばれてきたカップルパフェを目の前にして、快斗が激しくコナンを睨んでいた。

「なんだよ?」
「早く食えよ。」
「はあ?」
「お前がどうしても食べたくて頼んだことになってんだろ。お前より先に俺が食ってどうすんだよ?」
「はあ!?」

コナンは、逆上してテーブルを叩いた。

「冗談じゃねえぞっ。俺が甘いモン苦手なのは知ってるはずだろ?」
「だーかーらっ!おまえにとっちゃそうでも、この状況的にはそうじゃないだろ。とにかく、お前がここでこいつを口に運ばなきゃ、俺たちは、この店を出られねえだろ?」
「大袈裟に言うなよな。だいたい、この状況を作ったのは誰だよ?人をこんなところまで呼び寄せやがって。」
「な、なこと言ったって、仕方ねえじゃんか・・・」

快斗は、自分の気持ちを汲み取ってくれといわんばかりに、コナンを見つめた。しかし、怒りに満ちたコナンに、その余裕はなかったようだ。

「じゃあ、お前は俺とカップルパフェと、どっちが大事なんだよ?」
「うっ・・・。」

痛いところを突かれ、快斗は言葉を失った。鋭いコナンの視線にドキリとする。
彼の口許が、もごもごと何かを呟いた

「も、もちろんお・・・・」
「えっ」

そんな言葉が、放たれようとした。かと思いきや・・・・

「・・・や、やっぱ、カップルパフェ・・・かな?」

その瞬間、コナンの中でブチリと嫌な音を立てて何かが破れた。

「-帰る。」

彼は、その瞬間、椅子から飛び降りた。

「お、おい待てよこのっ!話はまだ終わってねえだろ!」

しかし、もはや彼の声はコナンには届いていない。
唖然とするカウンターの店員を前に、彼は、無言で店を出て行った。

ふてくされた表情で歩きながら、コナンは、呟いた。
散々期待させやがって、この甘党が。
口の中で、食べていないはずのあのパフェの甘酸っぱい味が、いっぱいに広がっていた。



~あとがき?

もとネタにお気づきの方、イメージ崩しちゃったらゴメンナサイ
そして、おそらくもとネタであろう方。(もともとは快新でしたが。)
ネタパクってごめんなさい。。。

コナン×快斗と言いつつ、半ば快斗×コナンになってしまった気が;
快斗くん、小学生にあまり余計な妄想抱かせるモンじゃないですヨ
まあ、天然というか、鈍感なところは、平ちゃんナミですか。

さて、いかがだったでしょうか?
以上。
50000hit記念、
初挑戦のノーマルじゃないカップリングでございました★

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