トリブラに愛を注ぎつつ、私的おすすめ本の紹介や、読んだ本にまつわるssなど、思いつくままに・・・
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「・・・おい、どういうつもりだよ?」
コナンは、去っていく店員の後姿を見つめる快斗に、この世を滅ぼしてもなおお釣りが来るような呪わしい声で問い掛けた。
「まさかお前、この店のカップルパフェが食べたくて、わざわざこの俺を誘ったんじゃねえだろうな?」
―『ギクッ!』
明らかに、振り返った快斗の顔が、そう言っていた。
「まっ、毎度ながら名推理なことで・・・」
「バーロォ。名推理も何もあるか。いいか、俺がお前の代わりにこの状況を説明してやるとだ、お前は、この店のカップルパフェが食べたくて俺を呼んだ。俺をダシに、けなげな兄と弟の構図を作るためにな。だいたい、そんなに食べたいなら、誰でもいいから誘えばいいだろ。幼馴染とか、クラスメートとかさ。」
「・・・いるわけねえだろ、お前以外に、こんなモン食べる相手なんてさ・・・。」
「え―っ?」
コナンの胸が、びくんっ、とはねた。
「こんなもん・・・・こっぱずかしくて、誰かと一緒に食えるかよ!」
だああっ!コナンはテーブルに倒れこんだ。
思わず期待してしまった自分が悔しい。
「お前となら、別に恥ずかしくもなんともねえからな。
なんたって、相手はたかだか小学生!ガキ相手なら、気兼ねすることもナンもねえしな。」
「そ、そーかよ・・・」
ニッカと笑った快斗の顔に、コナンは、はは・・・と力なく笑って返した。
しかし、ロマンチックムードに浸っていらるのも、そこまでだった。
3へつづく
コナンは、去っていく店員の後姿を見つめる快斗に、この世を滅ぼしてもなおお釣りが来るような呪わしい声で問い掛けた。
「まさかお前、この店のカップルパフェが食べたくて、わざわざこの俺を誘ったんじゃねえだろうな?」
―『ギクッ!』
明らかに、振り返った快斗の顔が、そう言っていた。
「まっ、毎度ながら名推理なことで・・・」
「バーロォ。名推理も何もあるか。いいか、俺がお前の代わりにこの状況を説明してやるとだ、お前は、この店のカップルパフェが食べたくて俺を呼んだ。俺をダシに、けなげな兄と弟の構図を作るためにな。だいたい、そんなに食べたいなら、誰でもいいから誘えばいいだろ。幼馴染とか、クラスメートとかさ。」
「・・・いるわけねえだろ、お前以外に、こんなモン食べる相手なんてさ・・・。」
「え―っ?」
コナンの胸が、びくんっ、とはねた。
「こんなもん・・・・こっぱずかしくて、誰かと一緒に食えるかよ!」
だああっ!コナンはテーブルに倒れこんだ。
思わず期待してしまった自分が悔しい。
「お前となら、別に恥ずかしくもなんともねえからな。
なんたって、相手はたかだか小学生!ガキ相手なら、気兼ねすることもナンもねえしな。」
「そ、そーかよ・・・」
ニッカと笑った快斗の顔に、コナンは、はは・・・と力なく笑って返した。
しかし、ロマンチックムードに浸っていらるのも、そこまでだった。
3へつづく
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