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トリブラに愛を注ぎつつ、私的おすすめ本の紹介や、読んだ本にまつわるssなど、思いつくままに・・・
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あけましておめでとうございます(今更。
今年も、当サイトをどうぞよろしくお願いします。
私は、今年こそは少しでも多く新作を皆様にお届けできるよう、頑張りたいと思います;

・・・さて。
私がお留守にしたここ数ヶ月の間に、トリブラ関連で色々と(?)動きがありましたが、皆様は既にご存知・・・でしょうか?

①トリブラのBOXが出た関係で、久々にTHORES柴本さんがトリブラをお書きになりましたよねvv
きゃ~、久々の元祖トリブラ~vv
んん?なんか、多少絵が変わってません・・・か?THORESさん???
いやいや、気のせいでしょう(汗)
THORESさんのトリブラ、むっちゃ嬉しかったです。できればこのまま・・・無理か。
まあ、まあ・・・とりあいず、隔月発売のザスニで連載してるシザーズクラウンもスキなので。

あ、でも、半年後くらいには、またTHORESさんのトリブラ見たいです(←ナニ。

②SFジャパンで篠田真由美さんが新シリーズを始められましたが(イラストはTHORESさん!)
シリーズ開始に当たってのインタビューの中で、なんと、篠田さんがトリブラを取り上げて(?)ますっ!!
しかも、何気に持ち上げてくださってます。
篠田さんといえば、建築探偵や龍の黙示録といった有名シリーズの作者さんじゃないですか。
そんな方に、こうして語ってもらえるなんて!
うん、ずっと語り告がれてるな(苦笑)と、一人嬉しくなった瞬間でした。

はい。ただ、それだけなんですけど。(・・・動き?)

ただ、今更ですけど、栗原さんのオペラシリーズが終わってしまったのは、少し寂しいです。
まぁ、THORESさんのイラスト目当てってのもあるんですけど、
栗原さんの重厚な世界観や濃厚なキャラクターが好きでした(←過去形にするな。
もう既に、次のシリーズを執筆されているんですが。
びっくりですよ。
ビーンズの「悪魔のソネット」といい、B's-LOGの「レプリカ・ガーデン」といい、オペラとは雰囲気わりと違いますよね。
まだちゃんと読んでないので、あまりなことは言えませんが・・・
心して読む必要はありそうだ。いろんな意味で。

・・・と、止め処もなく書いてみたら、もうこんな分量;では、今回はこの辺で。

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皆様、ハッピーハロウィンです!
いよいよ始まりました、ハロウィン企画、お楽しみいただいてますでしょうか?
今回は、どうやら店主ちゃん♪が、かなりがんばってくれた模様ですよっ。
私もいくつかネタを提供させていただきましたが、まあ、拙いながらも、普段は書かないものに手を出したりなど。
何を書いたのかは、皆様の目で確認してくださいませ☆

かく言う私も、皆様同様、自力で宝物のページを見つけてます。なかなか楽しかったですヨ。

さて今日は、お知らせがてら、本の紹介を少し(?)
いつもとはスタイルを変えて、最近読んだ本を、何冊か手短に紹介したいと思います。

『エノーラ・ホームズの事件簿』シリーズ ナンシー・スプリンガー 講談社ルルル文庫

なんと、シャーロック・ホームズの妹である、エノーラを主人公にしたミステリーです。
ルルルといえば、昨年(だったかな?)創刊された女性向けライト・ノベルのレーベルらしいですが、個人的にここのうれしいところは、なんと言っても、ラノベで海外翻訳が読めるということでして。
中でも、このシリーズは発売当初からずっと目を引いていました。だって、ホームズの妹ですよ!設定がすごい。
内容は、思った以上に暗号が本格的で、難しい・・・
あと、わりと当時の社会的状況なんかがリアルで、ほぉ~っという感じ。
もともと、著者の方は本格派ミステリーをお書きになる方っぽくて、読みやすいけど、そんな印象は受けました。
現在2巻まで刊行中。まだまだ解決されていないなぞがあるので今後が楽しみです。

『アネットと秘密の指輪 お嬢様のおおせのままに』雨木恵 角川ビーンズ文庫

産業革命時代頃を思わすイギリスで、貧しい労働者の娘に生まれたアネット・ハーレイは、母を失った直後、超名門の貴族の屋敷に引き取られることに。
実は彼女は、貴族令嬢だったのです。
その証である指輪に導かれ、屋敷の女主になった彼女は・・・
っというのは、ごく一般的な設定かもしれませんが、この物語の最大の魅力はおそらく、かわいい執事くんと、口生意気な若手弁護士という二人の男性の存在でしょう。
設定は違いますが、魅力的な男性ぞろいという意味では、アニメ化中の次の本と似てるかもしれません。

『伯爵と妖精』シリーズ 谷瑞恵 コバルト文庫

これについては、もう言わずもがなな気がしますが。妖精博士のリディアは、怪しげな過去を持った美形伯爵エドガーと結局恋に落ちてゆくという・・・(そんなに簡単にまとめると、怒られそうな気がしますが。)
もともとコバルト文庫は贔屓にしていたので、アニメ化以前からずっと狙っていたんですが。
・・・何を?もちろん、エドガーを諏訪部さんで、ですよ!(笑)
もしくは、ケルピーでもいいですけど。
でも、両方あえなく私の野望は潰えました。よりによって緑川さんに子安さんかあ~。諏訪部さんとはかなり方向性が違うじゃないですか。。。
でも、アニメ見て、確かに緑川さんくらいでいいかもしれない、と思い始めてます。だって、諏訪部さんじゃ、リディアに容赦なさそう・・・ただでさえ、アニメ映像は赤面するようなシーンが多いというのに。
これを機に、今度は同じコバルトでコラフェリやらないかなぁ~なんて思っているんですが、無理だろうな~
そもそも、コラフェリシリーズが存続しているかすら危ういのに。
シーさんの番外編がまだ読みたいです!大家のレーモンの謎がまだ解けてないと思うんですけど・・・あれは謎とかじゃないのか。

あうっ。すっかり話題がズレてしまいました。すみません。
とりあいず、今回の本紹介はこんなもんで。
それでは、皆様、引き続きハロウィン企画、お楽しみくださいませvv

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とりあいず、web拍手以来ご無沙汰の慧仲です;
あんまり暑いと慧仲は解けちゃいますので、ご注意ください(え。
そんなこんなで、久々に掲示板登場です。はい、すみません;
そして、むっちゃ今更なんですが、皆様。
THORES柴本さんのサイトは、既にご覧になりました?
最近すっかりチェックを怠っておりまして、先日久々に行ってみたら、なんと、日記が新しくなっているじゃありませんか!!!
いや、なかなか見やすくなっていてそれはよかったんですが、その分、過去の日記ってもう見られないのかな・・・と思うと少し寂しくて。
過去の日記には、トリブラ本誌掲載時のイラストについての、ご本人のコメントがあったりして、私は今でも見直したりしていたので、もう見られないなら悲しい・・・

しかーし!

びっくりしてしまったのは、このあと!
かれこれ、もう一ヶ月ほど前になりますが、7月24日付の日記で、今後の予定に、

  年内予定 未定『トリニティ・ブラッド』

とあるではないですか!
これって、トリブラの何らかが、年内に出るって事ですよね(見たらわかるよ;
この「未定」って、何が未定なんでしょう?もしや、作者!?
もしかして、どなたかが、トリブラを復活させてくださるということなのでしょうか!?

・・・興奮しすぎました;すみません。。。
いやでもっ!もしそうなら、トリブラファンにはかなりの重大事ですよ!?
私なんか、かなり選り好みして下手な二次小説なんて書いてるもんだから、吉田先生じゃない人が書いたトリブラが「公式」化(?)することには、かなり抵抗があったりなかったり・・・
いや、復活自体はうれしいんですけど!むしろ、復活希望なんですけど!!

・・・いやっぱり、興奮しすぎですね;これくらいで強制終了させときます。
まあ、やっぱり著作権の問題とかありますし、THORES柴本さんとか、本当に吉田先生に程近い人物じゃないと、復活なんて無理ですよね。深読みしすぎですよね;
たぶん、またトリブラの追悼企画系の何かが出るんでしょう。たとえば、過去に雑誌のトリブラ特集で掲載されていた安井健太郎さんのトリブラ外伝(アストさん編)もまだ本になってませんし。たぶん、そんな感じで・・・
だから、詳細がわかるまで、あまり期待しすぎないでおこうっと・・・・

そんなこんなで。
もうすっかり文章長くなってきた気がするんですが、ここからしぶとく本の紹介です。今日は、THORESさんつながりで、こんなものを。

 『オペラ・メモーリア 祝祭の思い出』栗原ちひろ 角川ビーンズ文庫

ご存知(?)THORES柴本さんが作画を担当していることで有名な(?)ビーンズ新人作家さん(ってもう、デビューしてかなりですが;)のオペラシリーズ。
少し前に、とうとう最終巻を迎えました。
病弱なのに、「病弱」呼ばわりされることを死ぬほど嫌う、いじっぱり(笑)な薬師(兼、剣士)のカナギと、
おっそろしいほど美形の、でもやたらと謎の多い詩人、「ソラ」(命名ばーいカナギ)と、
元暗殺者で、今ではやたらとめんどくさい身分の持ち主で・・・でも、見た目は感情表現の苦手なかわいらしい乙女のミリアン。
この三人が、ほとんど道なりに(え)と思えるような旅をするロードノベルです。
キャラクターがまた、どの人も濃くて、それにTHORESさんの美麗イラストがつくと、それだけでもう、ファンにはたまらない作品なんです。
ただ、世界観が、西洋のカテドラル並みに入り組んでおりまして。
最初のうちは、ストーリーよりも、その世界観を楽しむ、という方が正解かもしれません。
そして、今回ご紹介するのは、そのシリーズの第一巻ではなくて、あえてショートストーリーの詰まった番外編なんです。
もちろん、一話完結の読みやすさというのもありますが、それを抜きにしても、この作者の力量が端的に現れているのは、むしろこの短編じゃないかと思ったりしまして。
と、いうのも、本編では、かなり強烈キャラのカナギがいるせいで、ソラって、そんな恐ろしい人物だっけ?と感じてしまうんです。
バシュラールというひょうきんなおじさまが、本編でかなりソラを恐れているんですが、ずっと、「そうか?」と疑問だったんです。
それが、一気に解決したのが、この本に収録されているバシュラールの過去編。
確かに、ソラ、恐ろしい・・・
ある意味、ソラの真骨頂が現れているのは、この短編かも。
あと、本編でのシリアスなノリとはうってかわって、カナギ、ソラ、ミリアンのとぼけた人間関係が面白おかしく読めるのも、かなりの魅力。

あ、でも、こっちにハマると、本編のシリアスについていけなくなる可能性もあるので、ご注意を(え

本屋で立ち読みをされるなら、まずは最終話の「オペラ・スィミーレ」がおススメ。魅力的な三人にハマること間違いなし☆
そして、ハマッたら、今度はバシュラール過去編の「オペラ・メモーリア」全三話を読んでみてください~
三話目で登場するグレちゃんが、まーたカッコよくてかわいくてイイです。ペテロの若いころを思わせます。

と、いうわけで。よかったら本屋で手にとってみてください~

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って、ウワサになったのはいつことやねんっ!って話なんですけどね;
本屋さん大賞も受賞したベストセラー作品、伊坂幸太郎さんの『ゴールデンスランバー』、完読しました。おもしろかった~
いや、最初はなかなかエンジンかけるの難しかったですけどね。いやいや、最初の50ページくらい過ぎれば後は何のそのですよ。後はすぐです。ちゃっちゃと読めちゃいます
・・・・ってわけでもなかったかもしれませんけどね(え)

まあ、とりあいず内容を軽く説明してみますと、首相暗殺の濡れ衣をかけられた主人公、青柳雅春が、警察の手からひたすら逃げるお話です。
まあ、いわゆる「逃走劇」ってやつですよ。

ただ、一般的な「逃走劇」と違うのは(これは、伊坂さん自身も「ダヴィンチ」のインタビューでおっしゃってましたが)、黒幕が最後まではっきりとは明かされないままだということ。
ふつう、「逃走劇」というと、背後に大きな組織がいて、実はそこのボスが社会的にもわりと有名な人で、そいつが誰なのか?というのがラストになって明かされる。そいつを暴くことによって、主人公も濡れ衣であったことが証明できて、はい!めでたしめでたしっ!って感じですよね?
そうじゃないんです。
たしかに、主人公をハメたやつってのは、大きな組織に違いないんですが、それがどんな組織なのかはわからないまま。主人公も、むやみに詮索しようとはしません。
なので、この本の主題は、「逃げること」そのものなのです!

・・・なんか、ものすごい「消極的」な話に思えてきたんじゃありませんか?
っていうか、主人公なんだから、真面目に敵と対峙しろよ(笑)なんてツッコミもあるかもしれませんが。

いや、そうじゃないんですよ・・・
そういうのが、メインじゃないんです、この話。なので、そういうことを期待された方には悪しからず・・・

まず、びっくりしたのは、主人公が「逃走劇」にありがちな、極端に「孤独」な状態にないこと。
濡れ衣自体は、ものすごく理不尽なことですけど、主人公の知人たちは、みんな彼の無実を信じてます。その信用具合が何というのが、なんとも楽観的に感じてしまうほどで・・・
別に、躍起になって彼の無実を明かそう!ってほどではないですが、ちょっとした手伝いが出来るなら、やってやろうじゃないか、それで逃げられなかったら、君の責任だよ、って感じで。
何とも現代ちっくじゃないですか?
そのあたりが、何だかすごくシュールに感じました。

あと、もう一つびっくりしたのが、読んでいると、いわゆる「犯罪者」や「浮浪青年」といった、社会のアウトロー系の人々の方が、一般市民よりも妙に「いい人」に見えてしまうこと(←問題?
例えば、逃亡中の主人公に対して、(偏見だという非難を怖れずに言いますと)道端でタムロしているような、それを警官に見つかって乱闘騒ぎを起こしそうな若者たちが、主人公に「おっさん、がんばれよ!」って言うんですよ。
「そういう面倒ごとは何でも俺らみたいな人間のせいにされちまうもんな。大変だよな、おっさんも」って感じなんです。
もーこれを読んだときには、彼らがなんとおおらかな存在に見えたことか(笑)

ちなみに私は、「キルオ」が好きになりましたvv連続殺人犯だけどっvv

伊坂さんの作品には、こういう社会的な皮肉みたいなものがよくあるな~と思っておりまして、私自身、気に入ってたりします。

と、いうわけで、話題に載せられて買ってみたものの、いまだに最初の方で挫折している方!(だってむっちゃ長いですもんね・・・・・・)
これを期にもう一度挑戦してみてはいかがでしょうか?
(この中途半端な上に自分勝手な紹介で、どう目覚めるんだってカンジですが(オイ。。。

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っというわけで前回の続き★☆
この方が見やすいかな・・・と思い、レスにくっつけてみました。
(自分で自分のスレッドにレスたてるって、ちょっと悲しい気もしますが;;

まずは、改めてちゃんと内容紹介してみましょうか。

え~っと、これは、幼いころに父親によって母を殺され、父親に復讐を決めたファルネーゼ家のお嬢様、エレオノーラの物語。
彼女は、深窓のご令嬢を演じながら、復讐のための莫大な資金を手に入れ、金の力でとても良家のご令嬢とは思えない大胆な行動に出てゆきます。
こうした彼女の復習劇は、ファルネーゼ家のみならず、宇宙全体を巻き込んだ壮大な戦争へと発展していくわけです。

って、簡単に言ってますけど、全然簡単な話じゃないですが;

彼女にホレてしまったボスポラス(オルヴィエートの敵国!)のスパイ、コンラッドは、復讐に燃え、次第に冷酷になってゆくエレオノーラをたしなめる存在。
彼の言葉は、ことごとくエレオノーラの胸に突き刺さり、時には復讐への疑念でさえも生みます。
また、彼女のファルネーゼという家名を狙う“毒蛇”ことファブリツィオ・ラ・ガーラや、脅威のカリスマ支配者、ボスポラス帝国のケマル・エウヂミク、反ボスポラス組織のトップでもある謎の革命家アドリアナ・セルベッチアなど、本当に様々な人物の「野望」が渦巻きます。まさに、「野望」が「円舞」するかのような作品!

そして、エレオノーラの母親にもなにやら秘密が・・・?

また、彼女は地位を手に入れるにつれ、次第に別の「何か」を失ってゆきます。7巻ではついに、あの人までもが・・・!

っと、そこは読んで確認していただくとして。

はっきり言って土6イケると思います、この作品。それくらい、スケールも話の練り具合もスゴイ。
まあ、設定がやたら複雑なんで、最初は慣れるまで苦労しますが・・・
おそらく、
主人公エレオノーラの家、ファルネーゼ家が取り仕切るオルヴィエートは中世イタリア的な雰囲気。
宙峡は地中海といった海のイメージ。
そして1巻でオルヴィエートに侵攻してきたボスポラスはオスマントルコと理解すれば、まあまあ分かりやすいですかね(いや、余計分かりにくいって;
実際、名前のつけ方には、そのような雰囲気があるのではないかと。

ちなみに、その際にはジェラルドはゼヒ諏訪部さんでvvそしてアルフォンソには置鮎さんを!
・・・何を狙ってるのか、大概想像がつきますよね、コレ↑・・・

さて、なぜエレオノーラは自分に唯一優しくしてきてくれた兄、ジェラルドに銃を向けなければならなくなったのか?そして、ジェラルドはこのまま殺されてしまうのか!?
どうか、7巻まで読んで確認してください。
しかし、くれぐれも言いますが、いきなり7巻を読んでも分からないかとは思いますので、あしからず;

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