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トリブラに愛を注ぎつつ、私的おすすめ本の紹介や、読んだ本にまつわるssなど、思いつくままに・・・
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昨日は、「佐々木夫妻」につんちょ(津田健次郎さん)の姿を見つけ、かなり興奮してしまった慧仲です。

だって、むちゃくちゃかっこよかったんですもん!

眼鏡にスーツのインテリ系弁護士役ですよ、皆さんっ。
しかも、今までに比べれば出番多し!テレビの前で、「訴訟もう一回してくれないかな」などと、不謹慎なことを考えておりました(オイ)
もしもあのまま和解してなかったら、法廷で稲垣くん・・・もといっ、小雪さんの方でした、と戦ってたのに!だったらおいしすぎですよ、つんちょ!
でも、いいです。これでも十分かっこよかったのでvv
なにやら難しそうな法律用語もセリフには入っていて、インテリつんちょに何だか得した気分でした。

ちなみに、つんちょといえば、「花男」の第何話かのパーティーシーンで、はぐれものになっていた主人公の井上真央ちゃんに声をかけるというやさし~い★(←!?)役で出演していらっしゃいましたが、(しかし、その後アンチ主人公な女性方がやってきたために、逃げていってそれっきりでしたが;)
そして、最近では「だいすき」の第一話で、三ヶ月検診のときの医者役をやっていたそうですが(そっちは見逃しました;)
どちらも、そう出演シーンはそう長くなかったので、今回はかなり嬉しかったですね!
もう今さんじゅういくつ・・・になられるんですよね?(多分)ぜんぜんそうは見えませんでした!
まだお若いなぁ~もっともっと活躍してほしいです。イヤ、もちろん本業でもよろしくお願いします、ですが。

しかし、やましげさん(山崎のりしげさん)以来ですね~テニプリ声優さんをテレビでちょくちょく見かけるというのも。
(そういえば、川本さんを最近見かけない・・・ような?)
まあ、やましげさんは、今はどちらかと言うと俳優業にいそしんでいらっしゃる感じがしますが。
いいとも!のテレフォンショッキングには、もう既に2回も出演されましたし。ダウンタウンDXや、からくりTVで見かけたこともありますし・・・

って、うわあ・・・柄にもなく、こんなにもテレビの話してしまった・・・
ってちがうちがう!今日はまたGBの連載をほっといて(え)本の紹介をしにきたんでした;

『バッカーノ! 1931年 鈍行編&特急編』成田良悟 電撃文庫


1930年代、禁酒時代アメリカを舞台に、マフィアやら錬金術師やら、情報屋やら貴族のお嬢さんやら・・・様々な登場人物が入り乱れて、相互に関わりながらスリリングに進行していくお話です。
しかし、一応「バッカーノ」という一つのシリーズになっているものの、巻ごとに時代も場所も、登場人物もかなり異なるというこの話。
共通しているのは、多分この二点でしょう。

① おそらく唯一総ての話に出てくるキャラクターとして、アイザックとミリアという、ノリのいい夫婦がいる。
② 話の背景に、不死になれる酒を飲んだ不死者が存在する。

この点を踏まえると、実は一冊ずつが、互いに絡み合っていることがわかるんですが、わかるのにはまず、数多い登場人物を把握する必要があるみたいです。
しかもこの話、私はアニメ先行だった上に、途中デビューだったので、さらに分けわかんなかったです、最初は。どうやら一冊だけでも登場人物が多く複雑な話を、3冊ぐらい同時進行で進めているみたいです。
・・・わかりませんて。

というわけで、アニメを見てもまったくわからなかったので、原作読んだ次第でして。
すると、アニメはどうやら、この1931年を描いた全後編となる、鈍行編、特急編を中心としながら、第1巻the rolling bootlegsと第4巻1932年を同時進行でやっているらしい。
あと、②に関わる話として、最新刊も一話使ってアニメ化されてました。

そして、このアニメ。
・・・・音楽が、イイんです。

アニメにしては珍しく、OPは歌なしのジャズバンドの演奏なんです。
あと、本編のBGMも、30年代アメリカを思わせるような、オーソドックなジャズが多くてイイ感じです。
今からでも視聴可能な方(CSならやってそうかな・・・?)せめて、OPだけでもみてみてください!かっこイイ!ですよ!

あと、アニメに関していえば、もう一つオススメしたいのが、アイザックとミリアの漫才夫婦。
はっちゃけた行動の一つ一つが、ともすれば暗くてグロくなりがちなストーリーを、ぱっと明るくしてくれます。
しかも、アイザック役は、あの(笑)ヤング師匠こと、小野坂昌也さんなんですよ!
まさに、ピッタリ!
ノリのいいキャラクターを、熱演してくださってます。

・・・どうもこの方は、ラジオでかなり濃い一面を知ってしまっただけに、
こういう役って、どうも笑ってしまうんですよね。
ラブコンでも、ノリのいい関西弁役が、別の意味で笑えました。
しかも、マイティ役の諏訪部さんとの絡みもあったりなんかして・・・

と、いうわけで、今更ですが、よかったら見てみてください!
そして、少しでもピン!っときたら、ゼヒ原作も!
特に、この鈍行&特急編は、大活躍です☆
あと、新聞社(と言う名の情報屋さん)社長役の速水さんや、ラック役の子安さんもかっこいいです★大人な男性で!

・・・あ、でも、スプラッタは・・・多少はすみません、ってことで;
私も正直ソコはきつかったです;でも、それでも面白いと思えましたので!


ちなみに、小野坂さんは、今週のラジプリ(テニスの王子様オンザレディオ)のゲストで出演されます。あの大典さんと(笑)
って、あ~東京はもう終わっちゃったんですよね、放送。
大阪の方はまだ間に合います!
小野坂さんといえば、やっぱり数年前の12月のマンパで、ジョーカーうえだゆうじさんとやっていらしたのが、私的にとても印象的だったんですが
・・・って、やばっこれ以上長くすると、超長文になりそうですね;ここらへんでやめときます;
はい、では、ここまでお付き合いありがとうございました~

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ご、ご無沙汰しております・・・
世は受験シーズン真っ最中。ましてやセンター終わった次の日にこんなほったらかしの掲示板(え)まで見に来てくださってありがとうございます・・・慧仲です。
え、いつもとテンション違う?
うううっ、さすがにほったらかしにした責任感は多少感じつつ、さりとて、ゲドバの続きを書くでもなく、のらりくらりと本の紹介でもしようかな、とやってまいりました。
さて・・・どうしましょうかね。
レンマギのひそかなるブームは続きつつ(この前、猫屋敷さんのお当番の回もありましたし)、百鬼夜行で開おじ様にハマり(渋いおじ様ルックに20歳の精神て・・・おいしすぎますっ!)
ああ、そういえば、九条キヨさんのトリブラ連載もだいぶ進みましたネ。いよいよ魔術師大活躍!と言ったところで。
あの、「(車を)お貸しするのはかまいませんが、返してくださるあてはおありでしょうか」(だったかな・・・?←オイ)ってセリフが大好きなんです。
だって、車のっとろうとしてるテロリストに向かってですよ!?(エステルですが;)なんて余裕なんだぁっ、アンタはっ!
まあ、すべてを知ってこそ、出てくる余裕ってモンですか。

って、そうじゃなかった。本の紹介ですね。
今回は、こんなものにしてみました。

『続 東京浪漫細工』片山愁 WINGコミックス

はい。漫画です。実は、漫画を紹介するのは始めてだったりします。
この本、続を含めて2冊で完結しているんですけど、
連載のスパンが長かったせいか、初期とは絵がだいぶ変わってまして・・・特に続編の絵は見てるだけでも目の保養☆
『嵐雪記』でも有名な方ですね~

さて、タイトルから予想できるように、昭和・大正浪漫とかが似合いそうな舞台のお話。
続編では、売れない作家皆口が、奇妙な蓮の夢を見るようになり、
夢の中に出てきた少女を訪ねていきます。
しかし、現実世界で彼女は、よぼよぼのおばあさん!だったのです。
しかも、彼女は、目を覚まさないまま、年を重ね、彼が(夢で)出会ったあと、息を引き取ってしまっていて―
彼は、狐の置物をもらって帰るのですが、
その帰路の途中で、吐血してしまいます。

・・・・そう、彼は、結核だったのです!

当時結核と言えば、生死を左右する病気。
親友の片瀬は、彼に付き添い、看病を続けますが・・・・

狐の置物の意味、死者が出る前には必ず現れる不思議な少年『冴』などが、次第に物語の伏線となってストーリーが進んでいきます。
気のおけない二人の仲もステキvv
さて、彼らの運命や、いかに―(ベタなしめ方だな・・・)

硝子のような、壊れそうで、もろいけれど、美しい世界が素敵です。
本当に背景や描写がきれいなので、おすすめですよ☆
多分、今ならB○○KOF(一応伏字;)のWINGコミックスの欄においてあると思いますし。
それも、もしかすると、100円のコーナーに・・・・(苦笑)

ちなみにこの話、皆口を高橋広樹さん、片瀬を諏訪部さん、冴を甲斐田ゆきさんのキャスティングで、ドラマCD化してほしい・・・・
(初代乙研コンビもしくは、テニプリぃな組み合わせですね;

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第三回・・・ということで;
今回は、原作『魔王』『グラスホッパー』と、漫画版の違いなんかを、解説してみましょうか。

って、言っても、ほとんど違うんですけどね;
最近の話なんか特に、原作をかすりもしていない感じなので;
とりあいず、共通してるけど、ちょっと違うぞ、的なトコを中心に行って見ましょうか。

まず、何より大きいのは、主人公の年齢でしょうね。
原作では、サラリーマンになってますが(ちなみに、同級生の島もリーマンやってます)
漫画版では、大幅に変えて高校二年生!
ぶっちゃけ、原作の落ち着いた雰囲気の熟考キャラから、やや熱血っぽい感じになりました。
あと、漫画版は、幼いころからこの能力が使えていたらしい。そのせいか、周りとかかわりあいになるのを避けたがるようです。

あと、犬養のビジュアルが極端に美形なのは・・・正直、原作にはなさそうな設定。
っていうか、その見た目+世間から逸脱した行動+軍服!?で、ホントに××に選出されるのか不安・・・・
でもまあ、正直、この見た目に惹かれて漫画読み始めたんですけどね(え)
それに、彼が自警団『グラスホッパー』の代表取締役というのは、原作にはどこにもない設定です。
っというか、そんな自警団自体、原作にはなく、
ただ、『グラスホッパー』の中で、グラスホッパー=バッタはすごい、という話がありまして、そこから来ているんでしょうね。
ちなみに、都心開発計画なんてのも、あったっけ・・・?みたいな感じ;

次に、最近私自身騒いでおりました、噂の「アンダーソン」グループ。
これは、共通点というか・・・原作『魔王』で、主人公の近所で英会話教室を開いている人に、アンダーソンという人物がいたんですね。
彼は、帰化日本人で、一応国籍は日本人ということなのですが・・・・ですが、ね・・・?
まあ、いい人なんですよ、とりあいず!
だから、『魔王』の終盤であんなことになってしまったときも・・・何だか、ショッキングになりましたね、原作の最後の方は。
ぜひ、一度確認してみていただきたいです。
「反米」なんて話も出てきそうな感じですよ
・・・なんていうと、難しそうですが;

まあ、とにかく、兄弟愛を見てやってください!
まあ、弟には彼女いますけど;

あと、最後に・・・
原作では、ほのめかし程度で、実際のところきちんと明かされなかったところも、
漫画版でははっきり言い切っちゃうみたいです。
たとえば、犬養のバックについてる人間のこととか・・・

ただ、ここまで原作と離れてしまうと、もうどう終わるか見当がつきません。
とりあいず、千葉が出てきたら、主人公は原作どおり・・・ということになりそうですが。
それに、千葉が出てこないと、弟くんのひそかなる能力も開花されそうにありませんしね・・・

まっまあ、とにかく!

原作も「呼吸」の最後はスゴいことになってますので、ゼヒ、確かめていただきたいです。
なかなか、オススメですよ。
原作版、『魔王』!

と、いうわけで・・・・
珍しく(いつも???)熱く語ってみました。
以上、オススメ本、特別企画の巻でしたっ!ここまでお付き合いいただきまして、まことにありがとうございました~

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と、いうわけで。
趣味に走りまくった無駄話の、二回目・・・ということで。

どうやら漫画版の『魔王』には、もう一冊もとになっている作品があるみたいです。
それが、『グラスホッパー』。
こちらは、『魔王』よりもダークな話。
だって、主人公が三人いて、うち二人はカタギじゃないんですよ。
そのほかにも、殺し屋にも「業界」があるだの、いろんな殺し屋がいるだの・・・・(ひゃーっ)
でも、私もその設定だけ聞けばひきますけど、一応読めましたから。そこは多分、大丈夫。

主人公、一人目は鈴木と言って、妻を殺されたカタキをとるために、尋常ならざる世界に足を踏み入れる。
二人目は、鯨。職業は自殺屋・・・とでもいいましょうか。普通、暗殺者は依頼を受けて指定された人物を殺しますよね。銃とか、ナイフとかで。
でも、彼の場合は、殺すのではなく、自殺させるのです。
何でも、彼にはそういうオーラが漂っていて、彼に近づかれると、その人は自殺したくなってしまう、とか・・・
いろんな職業がありますね、世の中には(汗)
ちなみに、このほかにも「押し屋」というのもあって、この方は、駅のホームとか、信号待ちの歩道とかで、相手の背中を押して電車や車に轢かせるらしい(こっ、こわ~っ!)
そして、3人目は蝉。職業は普通に(笑)殺し屋です。
まだ若いらしく、口調は三人の中でもかなり特徴的。旧来の文学だったら、文学的雰囲気をとことん崩しちゃう感じですね。

そして、鈴木が敵をとろうとしていた人物が車にはねられ、そこに「押し屋」が関わっているのではないかということになって、3人が絡んでいくわけですよ。
まあ、これ以上の詳しいことは本で・・・

それで、この何が漫画版に関わっているかといえば、
ズバリ、二人目の鯨と、三人目の蝉、蝉の上司の岩西が登場するんですよ。
しかも、なにげに蝉が主人公っぽい回もあったり・・・・
今はいったん主人公のもとを去りましたが、また、出てきそうな感じです(多分)・・・
(しかも、この性格がまたやたらと主人公思いになってるんだよな・・・)

っと、いうわけで。
またそろそろ長くなってきたので、続きはまた次回~

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最近、やけに話題に上るな、とお思いかと思います、この話題。
とうとう、一つの企画にしてしまいました;
と、言うわけで、今日は、伊坂幸太郎さん原作で、現在週刊少年サンデーにて大須賀めぐみさんが連載中の漫画、『魔王 ジュブナイル・リミックス』の講座でございます~
っというか、講座という名のもとに、私が勝手にしゃべくってしまう、というだけなんですけどね;

まずは、原作紹介からまいりましょうか。
原作は、先ほどから名前の挙がっている、伊坂幸太郎さんの『魔王』。
伊坂さんは、『陽気なギャングが地球を回す』とか、『鴨とアヒルのコインロッカー』とか、『死神の精度』とかでおなじみの方です。
(ちなみに、この三作はすべて映画化(予定))
ちなみに、私自身もまだ全部読んだわけではないので、あまり詳しいことはいえませんが、『死神の精度』は特にオススメです。
短編なので読みやすいですよ~そのうち、ここでも紹介しようかと思っているくらい。

原作の『魔王』は、腹話術(自分の思ったことを相手に言わせることが出来る能力)を持った20代のサラリーマン安藤と、革命的政治家犬養をめぐる話。
といっても、原作版は、安藤がこの世を変えてやろう!とか、犬養に対抗しよう!なんていう壮大な話ではなく、ただ、突然自分の中で目覚めた能力を戸惑いながらも、認めていく話です。
あと、伊坂さんは主題じゃないなんて言ってますが、この作品を彩っているのは、ズバリ、犬養に象徴される「ファシズム」!
特に、『魔王』の中に収録されている続編、「呼吸」では、弟の潤也と彼女の詩織を中心に、犬養の独裁ぶりといいますか、破天荒ぶりが、描かれています。
ちなみに、弟も能力者?ってかんじでして。
競馬とか必ず当てちゃうんですよ。
まあ、そのわけは多分、「魔王」の最後あたりで千葉が出てくるのとかと、多分関係しているんだろーなーなんて。
伊坂さんの作品は、他の伊坂作品と微妙にリンクしているところも面白いです。
千葉は、ちなみに『死神の精度』の主人公。

しかし、この安藤兄弟が!仲いいんですよ、ホントに!
ゴキブリは、濁点の入った響きが不気味だから怖いんだ!とか言って、「せせらぎ」なんて呼んじゃうエピソードがあったり・・・
ちょっと、きゅんときますね、こういう兄弟仲には(え)多分弟×兄で、むぐぐっ・・・・(以下強制終了)

おっと、早速長くなってきたので、
今回はここまでです。
次回は、もう一つの原作について~

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