トリブラに愛を注ぎつつ、私的おすすめ本の紹介や、読んだ本にまつわるssなど、思いつくままに・・・
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ずいぶんご無沙汰ですが、本紹介です☆
ホント、随分してなかったですね(オイ
その間に、いろいろと新しいものにハマりました。
レンタルマギカとか(猫屋敷さん(諏訪部さん♪)かっこよいですぅ~)百鬼夜行抄とか、伊坂幸太郎さんとか(『魔王』の犬養氏は個人的に大森南朋さんだと思うんですが・・・サンデーの解釈だと、やたらと某人形使い氏に似てますよね)
あと、トリブラ漫画連載では、ついに最恐黒キャラのブラザーマタイが登場!
個人的には、やたらと活躍しそうな雰囲気マンマンのアントニオも気になりますが・・・
まあ、そんな話は機会と私の体力(え)があれば、おいおいするとして。
そろそろライトノベルに戻りたいなあと思いつつ、
今回も、そうなような、そうじゃないような本を紹介♪
『甘栗と金貨とエルム 』太田忠司著、角川書店
甘栗→主人公の苗字
金貨→依頼の報酬
エルム→依頼人のあだ名
という感じのタイトルのお話。
突然亡くなった父親の代わりに、探偵の仕事をすることになった主人公、甘栗晃。
しかし、父の残したメモ書きはナゾだらけだし、
依頼人は、生意気な小学生!
周囲の人にも助けられながら、少年は成長していくわけですよ。
さらに、彼は高校を辞めてしまうわけですが、
そんな彼を高校に引き戻そうと、友人(男)が何度も彼にプッシュ!
二人の仲むつまじさも、そういう人にはたまらないとかそうじゃないとか(笑)
まあ、それはともかく;
このテの青春系ミステリには、
主人公が、必要以上に(あくまで私的基準ですが)悩んだりして、
読んでる側からすれば「はやくいけよ!」と焦らされたりすることもあるわけなんですが。
この話はそんなこともなく。
むしろ、時には大人ではないことがイイ方向にはたらいたり、
大胆な行動に出られたりするわけです。そこがまた爽快でした☆
著者は、新宿少年探偵団シリーズで生々しい話が印象的だった(これもあくまで私的基準ですが)太田忠司さん。
ですが、これはまったくそんなこともなく、さわやかな話でした。
ちなみに私は・・・
みのさんよりタモさん派ですかね。
(読めば分かります。多分。。。)
ホント、随分してなかったですね(オイ
その間に、いろいろと新しいものにハマりました。
レンタルマギカとか(猫屋敷さん(諏訪部さん♪)かっこよいですぅ~)百鬼夜行抄とか、伊坂幸太郎さんとか(『魔王』の犬養氏は個人的に大森南朋さんだと思うんですが・・・サンデーの解釈だと、やたらと某人形使い氏に似てますよね)
あと、トリブラ漫画連載では、ついに最恐黒キャラのブラザーマタイが登場!
個人的には、やたらと活躍しそうな雰囲気マンマンのアントニオも気になりますが・・・
まあ、そんな話は機会と私の体力(え)があれば、おいおいするとして。
そろそろライトノベルに戻りたいなあと思いつつ、
今回も、そうなような、そうじゃないような本を紹介♪
『甘栗と金貨とエルム 』太田忠司著、角川書店
甘栗→主人公の苗字
金貨→依頼の報酬
エルム→依頼人のあだ名
という感じのタイトルのお話。
突然亡くなった父親の代わりに、探偵の仕事をすることになった主人公、甘栗晃。
しかし、父の残したメモ書きはナゾだらけだし、
依頼人は、生意気な小学生!
周囲の人にも助けられながら、少年は成長していくわけですよ。
さらに、彼は高校を辞めてしまうわけですが、
そんな彼を高校に引き戻そうと、友人(男)が何度も彼にプッシュ!
二人の仲むつまじさも、そういう人にはたまらないとかそうじゃないとか(笑)
まあ、それはともかく;
このテの青春系ミステリには、
主人公が、必要以上に(あくまで私的基準ですが)悩んだりして、
読んでる側からすれば「はやくいけよ!」と焦らされたりすることもあるわけなんですが。
この話はそんなこともなく。
むしろ、時には大人ではないことがイイ方向にはたらいたり、
大胆な行動に出られたりするわけです。そこがまた爽快でした☆
著者は、新宿少年探偵団シリーズで生々しい話が印象的だった(これもあくまで私的基準ですが)太田忠司さん。
ですが、これはまったくそんなこともなく、さわやかな話でした。
ちなみに私は・・・
みのさんよりタモさん派ですかね。
(読めば分かります。多分。。。)
PR
まあ、今回はキリもよく。
ホラーなんか語っちゃったりして;
『夜市』恒川光太郎
こういう本って、どうもジャケ買い・・・・もとい、表紙読み?してしまうタイプらしく。
暗い水槽の中で泳ぐ金魚が、表題作をとてもよく表していると思います。そう、そういう夜市です。
主人公、いずみの彼は、幼いころ、弟と一緒に「夜市」に迷い込む。
そこでは、人ならざるものたちが、常識では考えられないようなものを売っている。
偶然迷いこんだだけの二人・・・・しかし、ここでは何かを買わなければ市から出られない(悪徳商法だ。イヤ、そういうことじゃなくって(笑)
そこで、彼は人買い男に囁かれる。二人とも、永遠にここで彷徨うより、弟を売って自分だけでもこの夜市を出たらどうだ?
男の誘いに乗って、彼は、弟を人買いに売り、代わりに「野球選手の才能」を買って夜市から抜け出す。
現実世界では、弟ははじめから存在していないことになっている。彼一人が、罪悪感にさいなまれたまま、不甲斐ない日々を送る・・・
そして、大学生となった彼の前に、再び夜市が出現する。
以前と何も変わらぬ、妖たちの奇妙な市・・・
彼は、ある決意を胸に、いずみをつれて、夜市に乗り込む―!
っと、今回は、真面目に内容解説してみました。大丈夫。そんなネタバレはしてない・・・ハズ。。。
人買いとの会話なんかも、ものすごい雰囲気出てます。まさに、夜を駆ける怪しい市!
また、短編なので、もう一つ別のお話も。こちらは、「風の古道」というタイトルで、日本中に根を広げる怪しげな別時空の道?に迷い込んだ青年の話。
そこで、友人が死んでしまい、彼は連れの男に導かれながら、友人を生き返らせえるため、古道の旅人となる・・・
普段はホラーなんて読まないんですけど。
この話は、両方ともおもしろかった☆まあ、いうなれば、こわいファンタジーですね(一緒じゃんっ
ホラーな雰囲気は、痛いほど出ていますが(え。
あと、日本の古風なかんじも。
でも、なかなか予想できない最後でした。はっとするものがあるかも。
☆PS★
先日、トリブラ関係で2サイト登録させていただきました。
ともにランキング形式のものなので、心優しい皆様、よ、よろしく・・・おねがいでございまふ・・・
しかし、トリブラももうそろそろ下火どころか、廃れてしまったのでしょうか・・・
なかなか、サーチサイトが見つかりません;
もしご存知の方いらっしゃいましたら、ゼヒご一報いただけると嬉しいです。
ホラーなんか語っちゃったりして;
『夜市』恒川光太郎
こういう本って、どうもジャケ買い・・・・もとい、表紙読み?してしまうタイプらしく。
暗い水槽の中で泳ぐ金魚が、表題作をとてもよく表していると思います。そう、そういう夜市です。
主人公、いずみの彼は、幼いころ、弟と一緒に「夜市」に迷い込む。
そこでは、人ならざるものたちが、常識では考えられないようなものを売っている。
偶然迷いこんだだけの二人・・・・しかし、ここでは何かを買わなければ市から出られない(悪徳商法だ。イヤ、そういうことじゃなくって(笑)
そこで、彼は人買い男に囁かれる。二人とも、永遠にここで彷徨うより、弟を売って自分だけでもこの夜市を出たらどうだ?
男の誘いに乗って、彼は、弟を人買いに売り、代わりに「野球選手の才能」を買って夜市から抜け出す。
現実世界では、弟ははじめから存在していないことになっている。彼一人が、罪悪感にさいなまれたまま、不甲斐ない日々を送る・・・
そして、大学生となった彼の前に、再び夜市が出現する。
以前と何も変わらぬ、妖たちの奇妙な市・・・
彼は、ある決意を胸に、いずみをつれて、夜市に乗り込む―!
っと、今回は、真面目に内容解説してみました。大丈夫。そんなネタバレはしてない・・・ハズ。。。
人買いとの会話なんかも、ものすごい雰囲気出てます。まさに、夜を駆ける怪しい市!
また、短編なので、もう一つ別のお話も。こちらは、「風の古道」というタイトルで、日本中に根を広げる怪しげな別時空の道?に迷い込んだ青年の話。
そこで、友人が死んでしまい、彼は連れの男に導かれながら、友人を生き返らせえるため、古道の旅人となる・・・
普段はホラーなんて読まないんですけど。
この話は、両方ともおもしろかった☆まあ、いうなれば、こわいファンタジーですね(一緒じゃんっ
ホラーな雰囲気は、痛いほど出ていますが(え。
あと、日本の古風なかんじも。
でも、なかなか予想できない最後でした。はっとするものがあるかも。
☆PS★
先日、トリブラ関係で2サイト登録させていただきました。
ともにランキング形式のものなので、心優しい皆様、よ、よろしく・・・おねがいでございまふ・・・
しかし、トリブラももうそろそろ下火どころか、廃れてしまったのでしょうか・・・
なかなか、サーチサイトが見つかりません;
もしご存知の方いらっしゃいましたら、ゼヒご一報いただけると嬉しいです。
また、こんな中途半端な時期に・・・で、申し訳ないですが、
またまた本紹介です(←ホント気まぐれですね;すみません。
今回は、本格ミステリにしてみました。
『ハンプティ・ダンプティは塀の中』 蒼井上鷹(ミステリ・フロンティア)
ハンプティ・ダンプティは塀の中。
古びた屋敷を囲む赤レンガの上に、いつも腰掛けていたハンプティ・ダンプティは、
塀から落ちて、どこに行ったのか?
屋敷からは、いつしか人も遠ざかり、
やがて、取り壊されることになる。
業者の人間がやってきて、赤レンガを崩した瞬間―!
中から現れたのは、白骨化した死体。
彼は一体誰なのか?
100年前の謎が、今、明らかに―!
・・・なんて想像したあなた。
これ、間違いです!(笑)
(いたら私と同類です。。。
ヒントは、「塀の中」。
そう、これは、塀の中=刑務所(拘置所)の中で繰り広げられる、囚人たちの謎解き合戦(=暇つぶし)なのです。
主人公、ワイ(和井)は、彼女のモトカレとのいざこざから、第1留置室入りすることになってしまいます。
そこで同室になった人物が、デンさん、ノブさん、そしてマサカさん(=ハンプティ・ダンプティ体型(笑))。
みなさんカタカナ表記になっていて、非日常的な雰囲気が出ていると思いませんか?
また、ゲストキャラも、さすが非日常的な空間だけあって、どれも個性的。
コスプレ少女、ワケありの企業サラリーマン、怪しげな不法入国者、など・・・・
しかし、謎なのは、マサカさんが、一体どういう経緯で拘置所入りすることになったか、ということ。
そして、実は主人公には、同室の仲間にも言えないある重要な「秘密」が・・・。
・・・
果たして、主人公は無事出所することが出来るのか!?(←それって、別問題では。。。(笑))
さすがに、場所が第1留置室とあって、
非日常的空間すぎて、最初の2話ほどはついていけませんでしたが
(容疑者って、わりとひどい扱いうけるものなんですね。最初はそれに反抗ばかりしていました。どうしても、主人公に感情移入してしまうもので、つい・・・・)
それも、3話あたりからあまり気にならなくなりました。
特に面白かったのは、第4話の「アダムのママは雲の上」ですね。
これは、不法入国で捕まった人物(すみません、名前を忘れてしまいました;)が、ワイたちと同室に拘留される話なのですが、
実は彼は、借金取りから逃げるために外国人のフリをしているだけの、れっきとした日本人(!)だったのです(笑)
しかし、そんなことを知らないワイたちは、日本語の通じない彼を放っておいて、ワイが過去に体験したという、ある事件の話を始めるんですが、
ところが、しかーし!
それは、彼が知っている話だったのです!
話が進むにつれ、彼は言葉が通じないことをもどかしく思い始めるのですが・・・・
というわけで、私にとっては設定も真新しかった、留置室ミステリでした。
またまた本紹介です(←ホント気まぐれですね;すみません。
今回は、本格ミステリにしてみました。
『ハンプティ・ダンプティは塀の中』 蒼井上鷹(ミステリ・フロンティア)
ハンプティ・ダンプティは塀の中。
古びた屋敷を囲む赤レンガの上に、いつも腰掛けていたハンプティ・ダンプティは、
塀から落ちて、どこに行ったのか?
屋敷からは、いつしか人も遠ざかり、
やがて、取り壊されることになる。
業者の人間がやってきて、赤レンガを崩した瞬間―!
中から現れたのは、白骨化した死体。
彼は一体誰なのか?
100年前の謎が、今、明らかに―!
・・・なんて想像したあなた。
これ、間違いです!(笑)
(いたら私と同類です。。。
ヒントは、「塀の中」。
そう、これは、塀の中=刑務所(拘置所)の中で繰り広げられる、囚人たちの謎解き合戦(=暇つぶし)なのです。
主人公、ワイ(和井)は、彼女のモトカレとのいざこざから、第1留置室入りすることになってしまいます。
そこで同室になった人物が、デンさん、ノブさん、そしてマサカさん(=ハンプティ・ダンプティ体型(笑))。
みなさんカタカナ表記になっていて、非日常的な雰囲気が出ていると思いませんか?
また、ゲストキャラも、さすが非日常的な空間だけあって、どれも個性的。
コスプレ少女、ワケありの企業サラリーマン、怪しげな不法入国者、など・・・・
しかし、謎なのは、マサカさんが、一体どういう経緯で拘置所入りすることになったか、ということ。
そして、実は主人公には、同室の仲間にも言えないある重要な「秘密」が・・・。
・・・
果たして、主人公は無事出所することが出来るのか!?(←それって、別問題では。。。(笑))
さすがに、場所が第1留置室とあって、
非日常的空間すぎて、最初の2話ほどはついていけませんでしたが
(容疑者って、わりとひどい扱いうけるものなんですね。最初はそれに反抗ばかりしていました。どうしても、主人公に感情移入してしまうもので、つい・・・・)
それも、3話あたりからあまり気にならなくなりました。
特に面白かったのは、第4話の「アダムのママは雲の上」ですね。
これは、不法入国で捕まった人物(すみません、名前を忘れてしまいました;)が、ワイたちと同室に拘留される話なのですが、
実は彼は、借金取りから逃げるために外国人のフリをしているだけの、れっきとした日本人(!)だったのです(笑)
しかし、そんなことを知らないワイたちは、日本語の通じない彼を放っておいて、ワイが過去に体験したという、ある事件の話を始めるんですが、
ところが、しかーし!
それは、彼が知っている話だったのです!
話が進むにつれ、彼は言葉が通じないことをもどかしく思い始めるのですが・・・・
というわけで、私にとっては設定も真新しかった、留置室ミステリでした。
ゲドバが中途半端な、こんな時期に申し訳ないですが。
しかし、今回こんなものを挙げてしまってよいのだろうか・・・
『怪盗クイーン』シリーズ(講談社青い鳥の文庫) はやみねかおる
「クイーンを見よ」
注:とある辞書の「怪盗」の欄には、その一言だけが書かれているらしい?
*
まあ、ジャンルを限定しないということですからね、
あえてこういうのにいったっていいじゃないですか。
前回とうってかわりまして・・・・
児童書だけど大人もハマる。一般書だけど子どももハマる。
そんな書き手なのが、著者、はやみねかおるさん。(一応、メフィストの推理作家らしい。)
はやみねさんの作品は、基本的にどれもユーモアが利いていて面白いので、全部オススメだったりします。
(夢水清四郎シリーズとか、虹北京助シリーズとか、僕と未来屋の夏とか
←実は、全部コミック化されてる作品だったり。ちなみに、コミックから入るなら、未来屋が一番オススメです☆)
いろんな作品がドラマ化、コミック化されたりしていますが、
このシリーズは、残念ながら青い鳥の文庫でのみみたいです・・・大丈夫。ライトノベル感覚でいけますから;
ただ、まあ、なんというか・・・・
いわゆる、児童書の部類なんですけど。。。
でも、おなじレーベルから出版された夢水清四郎シリーズは、大人向けの講談社文庫から再出版されているくらいなんですから、年齢はこの際、言いっこなしデスヨ。
それに、飄々としたマイペースキャラ、クイーンと、カタブツ系(?)相棒ジョーカーのペアは、そういう人(強調)には、どうもそういう風(強調?)に映るらしい・・・・(笑)
まあ、それはおいておくにしても。
まじめに言うならば、人工知能RDとの掛け合い漫才(?)もおもしろいし、何より、著者の信条「幸せに終わるミステリー」が、この作品にも生きていると思います!(投げやり?)
ちなみに、クイーンとジョーカーの仲睦まじすぎる(いわゆるそれ系の???)お話をご希望の方は、まずは『おもしろい話が読みたい!白虎編』に収録されている、彼らの出会い編なぞ、いかがかと。
ジョーカーがかわいいですヨ
多分、一番必要なのは、明らかなる子供向け文庫を、本屋さんの子供向け書籍コーナーで手に取る勇気だと思います(笑)
しかし、実は、意外と子持ちのお母さん方の方が読んでいるらしいとか・・・
(どういう意味なんでしょうね・・・・(苦笑))
うおっ、見事に全然ないよう紹介してない。(おいっ!!!
えーっと。
フランス人風だけど、年齢性別?出身地すべて不詳の怪盗クイーンと、そんな彼にいつも付き合わされる?真面目でカタブツ系の相棒、ジョーカーが、人工知能RD(注:しゃべるし、ツッコミマス)搭載の飛行船、トルバドゥールに乗って、世界各地を回る話です。。。
しかし、今回こんなものを挙げてしまってよいのだろうか・・・
『怪盗クイーン』シリーズ(講談社青い鳥の文庫) はやみねかおる
「クイーンを見よ」
注:とある辞書の「怪盗」の欄には、その一言だけが書かれているらしい?
*
まあ、ジャンルを限定しないということですからね、
あえてこういうのにいったっていいじゃないですか。
前回とうってかわりまして・・・・
児童書だけど大人もハマる。一般書だけど子どももハマる。
そんな書き手なのが、著者、はやみねかおるさん。(一応、メフィストの推理作家らしい。)
はやみねさんの作品は、基本的にどれもユーモアが利いていて面白いので、全部オススメだったりします。
(夢水清四郎シリーズとか、虹北京助シリーズとか、僕と未来屋の夏とか
←実は、全部コミック化されてる作品だったり。ちなみに、コミックから入るなら、未来屋が一番オススメです☆)
いろんな作品がドラマ化、コミック化されたりしていますが、
このシリーズは、残念ながら青い鳥の文庫でのみみたいです・・・大丈夫。ライトノベル感覚でいけますから;
ただ、まあ、なんというか・・・・
いわゆる、児童書の部類なんですけど。。。
でも、おなじレーベルから出版された夢水清四郎シリーズは、大人向けの講談社文庫から再出版されているくらいなんですから、年齢はこの際、言いっこなしデスヨ。
それに、飄々としたマイペースキャラ、クイーンと、カタブツ系(?)相棒ジョーカーのペアは、そういう人(強調)には、どうもそういう風(強調?)に映るらしい・・・・(笑)
まあ、それはおいておくにしても。
まじめに言うならば、人工知能RDとの掛け合い漫才(?)もおもしろいし、何より、著者の信条「幸せに終わるミステリー」が、この作品にも生きていると思います!(投げやり?)
ちなみに、クイーンとジョーカーの仲睦まじすぎる(いわゆるそれ系の???)お話をご希望の方は、まずは『おもしろい話が読みたい!白虎編』に収録されている、彼らの出会い編なぞ、いかがかと。
ジョーカーがかわいいですヨ
多分、一番必要なのは、明らかなる子供向け文庫を、本屋さんの子供向け書籍コーナーで手に取る勇気だと思います(笑)
しかし、実は、意外と子持ちのお母さん方の方が読んでいるらしいとか・・・
(どういう意味なんでしょうね・・・・(苦笑))
うおっ、見事に全然ないよう紹介してない。(おいっ!!!
えーっと。
フランス人風だけど、年齢性別?出身地すべて不詳の怪盗クイーンと、そんな彼にいつも付き合わされる?真面目でカタブツ系の相棒、ジョーカーが、人工知能RD(注:しゃべるし、ツッコミマス)搭載の飛行船、トルバドゥールに乗って、世界各地を回る話です。。。
まあ、連載にも一区切りがつきましたんで、ここらで久々に。
今回は、ライトノベルのような、そうじゃないような本でございます。
『銃とチョコレート』 乙一
何かと話題な乙一さん。
ドラマ化や映画化もされるようで、もうそろそろ一大ブームが来てもおかしくないかなぁなんて思ってたりします。(イヤ、もうきてるか?)
しかし、確かにうまいんですけど、
ホントに面白いんですけど、
・・・暗いんですよ(笑)
例えば、この本のあとがきでは、乙一さんが小学校のころの思い出(?)が語られているんですけど、
何でも、図工の時間に絵を描くことのなり、
みんなと違うものが描きたかったので、
体育館裏の金網の間に生えている草を描いたとか。。。。
それに、先生は「暗っ!」と反応した挙句、
上下逆さに張り出したとか・・・・(笑)
また、非売品の某パンフレットのインタヴューで、
もし作家になっていなかったら何になっていた?という質問に対して、
「多分、サラリーマンになってイジメにあい、自殺しているだろう」と書く具合。。。。
・・・
映画化された『ZOO』は、単行本の最初5話ほど読んで挫折してしまいました;
ダッ・・・・ダメです・・・・
うますぎて、リアルすぎてコワイ(泣)
・・・おいおい、ちゃんと推薦してるのか、私;
いやいや;
でもさすがに、児童向けに書かれたこの本は大丈夫でした☆
やっぱり暗いですけど;
近代ドイツをイメージさせる話。一日で読み終えてしまうくらい止まらなかったです!
しかし、またしても、っていうか、前以上に長くなてしまいました~
ごめんなさい。。。
*お知らせ*
そういえば、ギャラリーで連載してました、問題作(笑)
「夜エステル★昼エステル☆」の閲覧期限が近づいておりますが、皆様もう十分楽しんでいただけましたでしょうか?
アップは5月末までです!
まだだ!という方は、どうぞお早めに~