トリブラに愛を注ぎつつ、私的おすすめ本の紹介や、読んだ本にまつわるssなど、思いつくままに・・・
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また、こんな中途半端な時期に・・・で、申し訳ないですが、
またまた本紹介です(←ホント気まぐれですね;すみません。
今回は、本格ミステリにしてみました。
『ハンプティ・ダンプティは塀の中』 蒼井上鷹(ミステリ・フロンティア)
ハンプティ・ダンプティは塀の中。
古びた屋敷を囲む赤レンガの上に、いつも腰掛けていたハンプティ・ダンプティは、
塀から落ちて、どこに行ったのか?
屋敷からは、いつしか人も遠ざかり、
やがて、取り壊されることになる。
業者の人間がやってきて、赤レンガを崩した瞬間―!
中から現れたのは、白骨化した死体。
彼は一体誰なのか?
100年前の謎が、今、明らかに―!
・・・なんて想像したあなた。
これ、間違いです!(笑)
(いたら私と同類です。。。
ヒントは、「塀の中」。
そう、これは、塀の中=刑務所(拘置所)の中で繰り広げられる、囚人たちの謎解き合戦(=暇つぶし)なのです。
主人公、ワイ(和井)は、彼女のモトカレとのいざこざから、第1留置室入りすることになってしまいます。
そこで同室になった人物が、デンさん、ノブさん、そしてマサカさん(=ハンプティ・ダンプティ体型(笑))。
みなさんカタカナ表記になっていて、非日常的な雰囲気が出ていると思いませんか?
また、ゲストキャラも、さすが非日常的な空間だけあって、どれも個性的。
コスプレ少女、ワケありの企業サラリーマン、怪しげな不法入国者、など・・・・
しかし、謎なのは、マサカさんが、一体どういう経緯で拘置所入りすることになったか、ということ。
そして、実は主人公には、同室の仲間にも言えないある重要な「秘密」が・・・。
・・・
果たして、主人公は無事出所することが出来るのか!?(←それって、別問題では。。。(笑))
さすがに、場所が第1留置室とあって、
非日常的空間すぎて、最初の2話ほどはついていけませんでしたが
(容疑者って、わりとひどい扱いうけるものなんですね。最初はそれに反抗ばかりしていました。どうしても、主人公に感情移入してしまうもので、つい・・・・)
それも、3話あたりからあまり気にならなくなりました。
特に面白かったのは、第4話の「アダムのママは雲の上」ですね。
これは、不法入国で捕まった人物(すみません、名前を忘れてしまいました;)が、ワイたちと同室に拘留される話なのですが、
実は彼は、借金取りから逃げるために外国人のフリをしているだけの、れっきとした日本人(!)だったのです(笑)
しかし、そんなことを知らないワイたちは、日本語の通じない彼を放っておいて、ワイが過去に体験したという、ある事件の話を始めるんですが、
ところが、しかーし!
それは、彼が知っている話だったのです!
話が進むにつれ、彼は言葉が通じないことをもどかしく思い始めるのですが・・・・
というわけで、私にとっては設定も真新しかった、留置室ミステリでした。
またまた本紹介です(←ホント気まぐれですね;すみません。
今回は、本格ミステリにしてみました。
『ハンプティ・ダンプティは塀の中』 蒼井上鷹(ミステリ・フロンティア)
ハンプティ・ダンプティは塀の中。
古びた屋敷を囲む赤レンガの上に、いつも腰掛けていたハンプティ・ダンプティは、
塀から落ちて、どこに行ったのか?
屋敷からは、いつしか人も遠ざかり、
やがて、取り壊されることになる。
業者の人間がやってきて、赤レンガを崩した瞬間―!
中から現れたのは、白骨化した死体。
彼は一体誰なのか?
100年前の謎が、今、明らかに―!
・・・なんて想像したあなた。
これ、間違いです!(笑)
(いたら私と同類です。。。
ヒントは、「塀の中」。
そう、これは、塀の中=刑務所(拘置所)の中で繰り広げられる、囚人たちの謎解き合戦(=暇つぶし)なのです。
主人公、ワイ(和井)は、彼女のモトカレとのいざこざから、第1留置室入りすることになってしまいます。
そこで同室になった人物が、デンさん、ノブさん、そしてマサカさん(=ハンプティ・ダンプティ体型(笑))。
みなさんカタカナ表記になっていて、非日常的な雰囲気が出ていると思いませんか?
また、ゲストキャラも、さすが非日常的な空間だけあって、どれも個性的。
コスプレ少女、ワケありの企業サラリーマン、怪しげな不法入国者、など・・・・
しかし、謎なのは、マサカさんが、一体どういう経緯で拘置所入りすることになったか、ということ。
そして、実は主人公には、同室の仲間にも言えないある重要な「秘密」が・・・。
・・・
果たして、主人公は無事出所することが出来るのか!?(←それって、別問題では。。。(笑))
さすがに、場所が第1留置室とあって、
非日常的空間すぎて、最初の2話ほどはついていけませんでしたが
(容疑者って、わりとひどい扱いうけるものなんですね。最初はそれに反抗ばかりしていました。どうしても、主人公に感情移入してしまうもので、つい・・・・)
それも、3話あたりからあまり気にならなくなりました。
特に面白かったのは、第4話の「アダムのママは雲の上」ですね。
これは、不法入国で捕まった人物(すみません、名前を忘れてしまいました;)が、ワイたちと同室に拘留される話なのですが、
実は彼は、借金取りから逃げるために外国人のフリをしているだけの、れっきとした日本人(!)だったのです(笑)
しかし、そんなことを知らないワイたちは、日本語の通じない彼を放っておいて、ワイが過去に体験したという、ある事件の話を始めるんですが、
ところが、しかーし!
それは、彼が知っている話だったのです!
話が進むにつれ、彼は言葉が通じないことをもどかしく思い始めるのですが・・・・
というわけで、私にとっては設定も真新しかった、留置室ミステリでした。
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