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トリブラに愛を注ぎつつ、私的おすすめ本の紹介や、読んだ本にまつわるssなど、思いつくままに・・・
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「はっ、はい。えーっとっ、それでですねっ、ボクは蛮ちゃんと二人で、ゲットバッカーズっていうのを、やってまして・・・・だから・・・・・・・そのぉ・・・・。」

が、さすがに、正面きっては言えないらしい。

「かっ、返して、ほしいなぁ・・・・なんちゃって☆」

ギロリッ。

「あ、いや・・・そのぉ・・・・・・あの・・・・」
「あなたは、私を退屈させないでいただけますか?」
「え゛え゛!?」

なんだか、ものすごーく嫌な予感がした。

「例えば、」

いきなり、大王は立ち上がった。そして、驚く暇もなく、どこからともなく発生してきた鋭いメスが、空を切った!

「こんなことをすれば、あなたは私を満足させるような相手となってくださるのでしょうか。」
「はいいいいっっ!!!?」

銀次は慌てて飛びのいた。
間一髪、悪意に満ちた凶器は、先刻まで彼が立っていた地面を穿つ。

(やっぱりこの人赤屍さんだあっ。きっと、大魔王になって、よけいに気が狂っちゃったんだあああっ。)

「ほう。どうやらあなたは、彼と同様、私を退屈させない方のようだ。」

大王は、口元を少しほころばせると、高みの台座から飛び降りた。いとも身軽な動作に、銀次は彼から飛びのくとともに、警戒心を強めた。

(どうしよう・・・・こんな時、どうすればいいのっ蛮ちゃん!?)

「では、少し付き合っていただけますか。私を、退屈させないでくださいね。」

刃先が鈍く光った。

―その時だった

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