忍者ブログ
トリブラに愛を注ぎつつ、私的おすすめ本の紹介や、読んだ本にまつわるssなど、思いつくままに・・・
[34]  [33]  [32]  [31]  [30]  [29]  [28]  [27]  [26]  [25]  [24
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

が―

「・・・・ねえ、蛮ちゃん?」
「今度は何だよ。」
「・・・・・・・・まだかなぁ?」
「何が?」
「出口。」

もうそろそろ、銀次が限界にさしかかってきた・・・・!
そして、そのことをどうやら蛮は察したらしかった。

「おっおい、しっかりしろ、銀次!出口はもうすぐだ。だから、もうちぃっとガマンしろ!」
「・・・」

しかし、不幸にか、蛮からの問い掛けに対し、銀次の答えはなかった。
それどころか。

―ばたり。

次の瞬間、銀次(タレ)は、蛮の目の前で、地面に崩れ落ちた。

「銀次!!」

蛮は、洞窟の中で何層にわたって響き渡るような叫び声をあげた。しかし、例の掟のせいで、銀次に近づくことが出来ない。
そんな彼を察して、銀次は、心の中で小さく謝った。

(ごめんね、蛮ちゃん。やっぱり、十兵衛にも我慢出来なかったことが、オレに出来るわけなかったんだ・・・)

倒れたままの体制で、銀次(タレ)はぷいっと後ろを振り向いた。

(さあ、蛮ちゃん教えてっ!一体どんな姿してるのっ!?)

・・・そして、・・・・仰天した。

「・・・・ばばばば蛮ちゃあんっ!?ほっホントにっ!?」

そう、そこにいたのは、蛮とは本当にそっくりな姿をした女性(しかも美人!)。
なるほど、士度(?)の忠告をやけにあっさりと聞き入れたのは、単にこの姿を銀次に見られたくなかっただけ、ということか。

「ええええええ゛―っっっ!!!」

銀次は、銀河の果てまで悲鳴を上げた。




犬養さん・・・なんか、猛進(?)していらっしゃいましたね・・・・
大丈夫なんでしょうか。ちゃんと首相になれるんでしょうか?(え。

もはや、原作からではサンデー版『魔王』の展開が読めなくなってきまして。興味津々ですね(あと、そのギャップへのコワさもありますけど。。。

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
慧仲茜
HP:
性別:
非公開
趣味:
読書、音楽を聴いたり演奏したり・・・
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
忍者ブログ [PR]